【初の孫育て防災講座を終えて】

赤ちゃんとママの防災講座です。
さいたま市北区子育て支援センターにて、NPO法人子ども文化ステーションの呼びかけで開催しました。参加者は、0-1歳の初孫をもつおばあちゃん達。すごく熱心!

◆今回分かったこと◆
・0-1歳児祖母は、まだ1泊まるごと自分達だけで孫を預かったことがないので、娘・息子が帰宅困難になると、とてもドキドキする。
・ものが散乱する室内や避難時を想定して、抱っこひももセットで預かるべき。
・祖父の役割は?防犯?物資調達?これも固定観念か。
・孫育て防災は、おひとりさま防災(死別後の独居)にも活きる。
・今どきの初孫できたて祖母は、スマホもLINEも使っている。が、アプリや防災情報など、どのくらいスマホありきにして進めるべきかは、要検討。太陽光発電・充電やモバイルバッテリーの話まではできなかった。

◆テーマは「地震から、孫と自分の安全を守る」◆
内容
・何のための孫育て防災か?:娘・息子夫婦が帰宅困難になり、都内から戻ってこれなくなる場合。保育園・幼稚園への災害時の迎えなど。
・地域や自宅構造をチェック:火災リスクや地滑り、地震による浸水等
・赤ちゃんを預かっている際の地震発生12時間シミュレーション
・避難所より、在宅避難を
・部屋の安全、家具の固定
・赤ちゃん用備蓄+0-1歳児特有のテーマ:液体ミルク、抱っこひも、おむつ、災害時の母乳・離乳食等
・食の備蓄の考え方
・電気・ガス・水道停止時の乗り越え方
・安否確認:171が最後の頼みの綱、娘・息子と訓練しよう
・災害時の乳幼児医療:普段から、赤ちゃんの医療情報を娘・息子と共有(母子手帳の重要ページ、お薬手帳最新ページ、保険証、医療症)=>撮影保存
・復旧のために、なんでもスマホで撮影して記録しよう

うーん、45分間なのにつめこみすぎたし、字も小さくて反省。工夫しますので、ご興味お持ちの方はご連絡ください!

講座後は、東日本大震災の現地支援や子育てについて、支援センタースタッフや相談員の方と語り合いました。こういう仕事の方は、311支援に関わっていることが多いです。他人の痛みを感じる力が強い。その分、困惑や葛藤も。
ひさしぶりに、子育て支援歴数十年の方々とどっぷり、良い時間を持てました。先輩方から学ぶことばかり。
子ども文化ステーションについては、こちら

*写真は、家庭相談員の方とおもちゃを作る参加者。私も甥っ子のために作りました。

赤ちゃんとママの防災講座